カナリア
カナリアとは塩田明彦監督による社会派映画である。主人公の12才の少年は母、妹と共にカルト教団で数年を過した。テロを起こしたカルト集団の崩壊の後に母は失踪し、兄妹は児童相談所に預けられていた。引き取りに来た祖父は、少年のかたくなな態度に手を焼いて少年の妹のみを引き取っていく。唯一の家族を取り返そうとする少年は、途中で偶然助けた少女と共に様々な出来事に遭遇しながら、祖父と妹のいる東京に向かう。
テロを起こしたカルト集団・・・ある一定の年代以上の層なら、誰だってオウム真理教の事件を思い出すだろう。中には施設から捜査員の手によって連れ出された、ヘッドギアを付けた子ども達の姿を思い浮かべる人もいるに違いない。カナリアの監督は、事件を起こした大人たちと同世代。子どもたちの「その後」を、緊張感のある映像で描く。
投稿者 kini-naru : 2005年03月15日
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