仕事をする上で重要なものは、まずは給料があげられますが、休日がどれほどとれるかも重要な要素です。いくら給料が高くても休日がとれなければ、疲れが溜まり仕事を続けることができません。とくに看護師の仕事は、患者のケアや医師のサポートなどといった責任が重く、体力的にも精神的にもつらい仕事であるため、休日の存在は重要となります。

休日や休みの取り方は、労働基準法によって定められています。しかし、様々な特例が存在しており、看護師の仕事は夜勤や日勤などと別れており、それは特例に当てはまります。看護師の働く職場の多くは、日勤や夜勤といった働き方となり、変則的になりがちで、休日の計算が難しいものです。通常会社勤めをしていると、土曜日曜、祝日が基本的に休みであり、加えて夏休みやゴールデンウィークなどのまとまった休みが入ります。これらを換算していくと、毎月8から10日ほど休み、年間で125日ほどの休日が設けられます。これに対して看護師は、4週で6から8日休みで、年間では110日ほどの休日となっており、平均よりも休日の日数が少なくなります。この上で不規則な勤務形態のため休みがなかなか取れません。

とはいえ看護師の労働環境を改善しようと取り組む職場も増えてきており、職場によっては年間で120日以上の休日を取るようにしているようです。また、連休の取得も進めています。このような職場を探すためには、あらかじめ労働条件をしっかりと決めておき、転職エージェントのコンサルタントなどに相談することが勧められます。転職エージェントを利用するメリットなどが、こちらのサイトに記載されていたのでぜひ読んでおきましょう。